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「知財授業報告書」 神河町立寺前小学校

日  時 平成21年1月13日(火) 午前11時35分~午後0時20分
場  所 兵庫県神河町立寺前小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 5学年2クラス、6学年1クラス 75名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 今回は、兵庫県のほぼ中央に位置する神崎郡神河町の町立寺前小学校を訪問しました。姫路駅からJR播但線に乗って約40分。寺前駅に着いた講師陣を迎えたのは、辺り一面の雪景色でした。学校の運動場では、雪の中を大勢の児童が駆け回っていました。また、校舎内でもすれ違う児童の全てが、大きな声で「こんにちは!」と挨拶してくれました。非常に元気の良い児童たちだな、という印象を受けました。
今回の授業の対象は、5年生、6年生の総勢75名。会場として当初体育館をご用意頂いていたのですが、余りの寒さのため、暖房の利いた音楽室に急遽変更して頂きました。比較的こぢんまりとした音楽室を会場としたのが功を奏したのか、講師陣と児童の間には一体感が生まれて、授業はとてもスムーズに進みました。児童の反応はとても良く、「両手が塞がった状態でポップコーンを食べるにはどうすればよいか?」「片手でシャンプー液を上手く出すにはどうすればよいか?」というこちらの問い掛けに、会場のあちこちから「私ならこうする。」「いや、こっちの方がいいって。」との声が上がり、代表の児童のアイデアが紹介されると、「あっ、俺のアイデアと一緒や。」「私のアイデアの方が良いよ。」との声が上がっていました。
発明品が日本人による発明か否かを問うクイズタイムは、とても盛り上がりました。75人の児童のほぼ全員が参加してくれただけでなく、先生方にも一緒になって参加して頂きました。『ヘッドホンステレオ』については、『外国人による発明』に手を挙げている児童が多かったのですが、『日本人による発明』が正解。このときの児童たちの「えーっ!!」という声は、会場中に響き渡るほど大きなものでした。
児童の好奇心は大変旺盛で、授業の終了後には大勢の児童が発明品の周りに群がり、給食の時間も忘れて、発明品を興味深そうに見たり、講師に使い方を訊いたりしていました。
元気一杯で、好奇心旺盛な寺前の児童に、今回の知財授業によって知財マインドが根付けばいいな。そう願いながら、姫路行きの電車に乗り、雪の寺前を後にしました。



好奇心旺盛な児童たちに講義を行う講師陣
(左写真左から 丹下園美、伊原節子、五郎丸正巳 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  五郎丸正巳


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