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「知財授業報告書」 京丹波町立和知中学校

日  時 平成20年6月13日(金) 午前10時45分~11時35分
午前11時45分~午後0時35分、午後1時25分~2時15分
場  所 京都府京丹波町立和知中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 1・2・3学年 90名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 今日は、京都駅から山陰線で約1時間30分以上をかけて、京丹波町立和知中学校にやってきました。駅に、事務の先生に迎えに来ていただき、緑に囲まれた素晴らしい自然環境の中、都会から見ればうらやましい広々とした運動場と3階建ての校舎の和知中学校に到着しました。
教頭先生の話によると、和知中学校は、全校生徒90名で、小学校の同じ仲間がそのまま中学校に入学して来るそうで、幼稚園も含めると10年間同じメンバーで過ごすことになるそうです。今回は、このような和気藹々の生徒達全員に、真新しいコンピュータが並ぶ教室を使用させていただいて知財授業を行いました。
最初の3時限目の生徒は、3年生です。私は約1年ぶりに中学校の知財授業の司会進行を務めたこともあって、シナリオの一部を飛ばしてしまうなど、少し進行がギクシャクしてしまいました。しかし、後半のクイズタイムを進行していただいた松成弁理士が、生徒の雰囲気を盛り上げてくれました。このクラスは、男子生徒が元気で、積極的に手を上げてくれました。
4時限目の生徒は、1年生です。先ほどの3年生に比べると、さすがに幼さの残る生徒達です。このクラスは、女子の方が元気で、進んで手を上げてくれるのみならず、こちらからの質問に対しても積極的に回答をしてくれました。それに比べると、男子生徒は静かで、手を上げるのも躊躇しがちでした。進行の方は、本日2回目でもあり、また、積極的な生徒達にも支えられて、スムーズに進める事ができました。
ここで給食時間となり、私達も、先生や全校生徒と一緒に食堂で給食をいただきました。この食堂は、5年前に出来たそうで、非常にきれいなところです。食事後は、全員が食器、ごみ等を分別して片付けていました。私達も、生徒達に習い後片付けをしました。
食事後の5時限目の生徒は、2年生です。ほとんど大人の3年生、まだ幼い1年生に比べると、2年生は微妙な年頃のようです。数名の特定の生徒は積極的に発言をしてくれたものの多くの生徒はなかなか手を上げてくれませんでした。それでも、最後のクイズタイムのときには、積極的に手を上げてくれるようになりました。
今日は、全学年の生徒に3回の授業を行いましたので、講師側としては非常に疲れました。質問の時間では、「弁理士さんの収入はいくらくらい?」という質問が2つのクラスからあり、生徒達は弁理士の収入に興味があるようです。微妙な年頃それぞれの学年(クラス)の違いを理解できた楽しい知財授業でした。



和気藹々の生徒全員に講義を行う講師陣
(左写真左から 吉本力、仲谷實男 各弁理士)
(右写真左から 吉本力、松成靖典 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  仲谷 實男


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