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「知財授業報告書」 忠岡町立東忠岡小学校

日  時 平成20年2月14日(木) 午前9時35分~10時20分
午前10時40分~11時25分、午前11時35分~午後0時20分
場  所 忠岡町立東忠岡小学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 発明工作授業
対  象 6学年3クラス 108名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 東忠岡小学校での知財授業は今回で3回目となりますが、今回の知財授業は前回前々回とは授業内容が異なり工作授業です。この工作授業というのは、ビー玉と厚紙とプラスチック製のお皿を用いて卓上回転台を作製するというものですが、この授業の特徴は、単に完成品に向かって工作するというものではなく、課題を見つけ各自それぞれ創意工夫しながら、各自思い思いの回転台を製作するというものです。この授業を通じて、子どもたちには、課題解決手段が一つではないことや失敗は成功の鍵であることを体験してもらいます。
東忠岡小学校に着き職員室の扉を開けるとすぐにこの学校の発明や物づくりに対する関心度の高さを伺うことができます。職員室の扉にはおもりとばねとひもを使った手作りの仕掛けが施されており、扉を開けると扉は自動的にゆっくりと閉まっていくのです。
工作授業は3クラス別々に2,3,4時限目で行いました。どのクラスの児童も作業に取り掛かり始めると夢中になり、思い思いのアイデアを具現化していきました。作業時間は十分とはいえなかったかもしれませんが、短時間の中でも様々なアイデアが詰まった回転台が出てきました。私たちの授業終了後も一心不乱に作業を続けている児童が数人おり、将来の発明家たちを予感させられるとともに、失敗にめげず何事にも創意工夫をこらす子どもたちが育っていってほしいと思いました。また、校長先生も同じことをおっしゃっており、私たちの活動が有意義なものであることを実感いたしました。



工作授業の指導を行う講師陣
(左写真左から 赤岡和夫 千原清誠 各弁理士)
(右写真左から 道坂伸一 赤岡和夫 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  道坂 伸一


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