近畿支部意見交換会(第7回フラビアの会)報告
開催日時 | 平成19年10月24日 午後6時30分~午後8時30分 |
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開催場所 | 大日本弁理士会近畿支部 会議室 |
出席者数 | 51名 |
しかし、その理由はすぐに解りました。今回のテーマは「これからの特許事務所」ということで、最近独立された方や、将来独立を考えている方に、これからの特許事務所についてお話頂くものだったのです。特許事務所や企業に勤務する弁理士にとって「独立」というテーマはある意味タブーであり、誰もが興味を抱いてはいるものの、普段余り話すことのできないテーマであると思います。このため、皆さんの興味を大いに惹き、多数の参加となったようです。
会では始めに、最近独立をされた先生方にマイクを向けました。これらの先生方からは、ご自分の事務所の苦労話や、将来的な目標の話や、企業に勤務する先生方へのセールスのお話などについて伺うことができました。続いて、企業に勤務する先生方からは、企業が特許事務所をどのようなポイントで選んでいるのかや、企業が特許事務所にどのようなサービスを求めているのかなどについて伺うことができました。最後に、独立して久しいベテランの先生方にお話を伺いました。特に、矢野内外国特許事務所の矢野壽一郎先生の、「トライ無くしてリスク無し、リスク無くして進歩無し、失敗したって死ぬわけじゃないんだから、独立することをぜひお勧めします。」という言葉には、独立に向けて背中を強く押されたような気がしました。
また、マイクで話された先生方以外の参加者の皆さんも、独立の話題を熱心に語り合っているようでした。通常フラビアの会では、参加者の皆さんにはテーマに縛られることなく自由に歓談して頂いているで、様々な話題が交錯しているのですが、そういった意味で今回は少しいつもとは違った雰囲気でした。
今回の成功によって、我々実行委員はテーマ選びの重要性を痛感しました。今後も魅力あるテーマを考えて、フラビアの輪をもっと大きく広げて行く所存です。なお、次回のフラビアの会は1月下旬に開催する予定です。次回は近畿支部を離れて、大阪市役所そばの大阪市中央公会堂にて開催致します。皆さんも新地で飲むかわりにフラっと如何でしょうか?




