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第28回知的財産講座報告書

報告書担当:門田 康

日  時 令和7年10月11日(土)午後2時~3時30分
場  所 奈良県立図書情報館 交流ホール
主 催 日本弁理士会奈良地区会
後 援 奈良県立図書情報館
対象者 2名
テーマ 特許・実用新案入門+先行技術調査入門
講 師 中西 康文
内 容

講座内容:概ね下記の流れで特許権全般について講義した。
(1)特許法の保護対象について・・・法上の発明に該当しない具体例を説明。
(2)発明や考案を権利化する必要性について
(3)権利化するまでの手続きについて
      ・・・新規性、進歩性、先願主義などの特許要件について説明。
         特許と実用新案の制度の違いについて説明
(4)特許権や実用新案権を取った時の効果について
      ・・・特許権、実用新案権の効力を説明
        「侵害」とは何か?請求項の記載と対比して、権利侵害となる場合について
        具体的に説明した。      
(5)先行技術調査の方法・・・Jplatpatの活用の仕方を説明。

 特許権を取得するための手続きの流れと、権利が付与されるまでの審査のプロセス及び権利の効力について事例を交えながら広く説明されたので、参加者には、特許権(実用新案権)とは何か?についてご理解いただいたものと考える。
 特に、従来あまり取り上げてこなかったJplatpatの活用方法について具体的な説明があった。検索キーワードの使い方やFIなどの分類を用いた検索手法を紹介されており、参加者にとって今後の検索に活用されるものと考える。
 無料知的財産相談の申し込みはなかった。


以 上
(執筆者:門田 康)


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