知財授業報告書「兵庫県 滝川第二中学校」
近畿支部知財授業担当 竹口 美穂
日 時 | 平成27年12月18日(金) 13:15-15:15 |
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場 所 | 兵庫県滝川第二中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 2学年1クラス28名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会 |
講 師 | 竹口 美穂、山田 淳一 |
コメント |
兵庫県滝川第二中学校は、地下鉄西神・山手線の西神中央駅からタクシーで15分程のところにあります。大変敷地の広い学校で、グランドも二つあり、生徒達の心身の発育に大変良いと思われました。 前半の40分が「きき湯」の講義、5分の休憩を挟んで、後半の70分が「ペーパータワー」の工作授業でした。生徒達の教室への集合が早かったため、合計110分の授業予定だったところを、合計120分の授業時間となりました。 山田弁理士が「きき湯」の講義をご担当されましたが、「ブリケット形状」について表面積を広く確保出来るメリットがあることを説明されるのに、肺の肺胞に例えて説明されていました。生徒達にとって、理解し易い例えだったようで、納得した様子で聞いておりました。 ペーパータワーの工作授業は、大いに盛り上がりました。担任の先生が、優勝商品にカップラーメンを出されたことで、より意欲が高まったようです。授業開始とともに、生徒達が、大変熱心に設計を開始し、殆どアドバイスがなくても、各班とも高いタワーを立てておりました。特筆すべきは、各班のチームワークが大変良く、全ての生徒が熱心にタワー作りに参加していたことです。担任の先生によれば、仲良しグループで班を構成したとのことです。男女も別になっていました。その結果、3人の班もあれば、6人の班もあり、マンパワー面で不公平感はありましたが、チームワークの良さで、人数の少ない班も他班に見劣りしない立派なタワーを作っていました。 チームワークの大切さ、報酬の大切さ等、大変勉強になり、担任の先生のご手腕に感服致しました。 |


発想力豊かな生徒達と工作を行う講師陣