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知財授業報告書「福崎町立八千種小学校」

近畿支部知財授業担当 村上 太郎


日  時 平成28年11月30日(水) 10:40-11:25
場  所 福崎町立八千種小学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 発明工作授業(回転台)
対 象 6年生1クラス27名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
講 師 村上 太郎、柴尾 猛
コメント  兵庫県南西部、中播磨に位置し、日本民族学の開拓者 柳田國男生誕の町としても知られる福崎町にある八千種小学校へ、回転台の発明工作授業に行ってまいりました。
 八千種小学校の校区は、福崎町東部に位置する静かな田園地域ですが、校長先生のお話によれば、柳田國男をはじめとして歴史的に著名な学者や文人を輩出しているという意識が根付いていることから、地域の人々の教育に関する関心は高いということです。
 工作授業のはじめに、「発明ってどういうものか知っていますか?」との問いかけをしたところ、「社会を明るくするものです!」という元気な回答があったことがとても印象的でした。
 工作がはじまると、皆一所懸命にどういう発明をしようかと考え、ペンキャップを軸にして台を回転させるようにしたものや、台の裏面に固定したビー玉をずれ防止用の突出部として利用したものなど、個性的な発明がいくつも生まれ、子どもたちがお互いに讃え合う光景は、この発明工作がこのクラスという小さな社会を明るくできたのかな、と感じさせてくれました。


 

発想力豊かな児童達と工作を行う講師陣


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