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知財授業報告書「兵庫県立須磨東高等学校」

近畿支部知財授業担当 山田 淳一


日  時 平成28年11月14日(月) 15:15-16:05
場  所 兵庫県立須磨東高等学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 特許紛争事件の攻防
対 象 1年生7クラス 16名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
講 師 岡本 智之、山田 淳一
コメント  今回、神戸市須磨区にある須磨東高等学校を訪れました。同校は、校訓である「立志・誠実・努力」の理念の下、生涯にわたって人間性豊かにたくましく生きていく資質や能力“未来を切り拓く力”の育成を目指し、あらゆる教育活動を通して「確かな学力」を育む学校づくりを推進することを教育方針とされています。その一環として、「リーガルマインドの基礎」を学ぶ機会が設けられており、昨年に引き続いてご依頼をいただきました。今回で4回目のご依頼となります。
 授業は寸劇形式で行われました。三島企画代表の三島麗子が、自ら発明した「おにぎりパック」の特許権を取得し、活用していくという話を通じて、生徒たちに特許制度について学んでもらいました。劇中、三島麗子は、切田興業社長の切田権造と、それぞれの製品や特許権をめぐり攻防を繰り広げます。例年は、三島麗子役、切田権造役、弁理士役、ナレーションを4名の弁理士が担当していたのですが、今回の授業では、弁理士役とナレーションをそれぞれ岡本弁理士と私(山田)が担当し、三島麗子と切田権造については、予め吹き込まれた声を流す形式に変更致しました。昨年までのように弁理士による演技も味があって良いと思いますが、やはりプロの演技には敵いません。これには、学校の先生方も興味を持っていただけた様子でした。
 私は同校での授業を昨年も担当しましたが、毎年ご依頼をいただいていることに感謝し、来年以降も続けていければ嬉しく思います。


 

興味津々の生徒達に講義を行う講師陣


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