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知財授業報告書「和歌山市立吹上小学校」

近畿支部知財授業担当 田中 信治


日  時 平成28年12月19日(月) 13:45-14:30
場  所 和歌山市立吹上小学校
名 称 「知的財産特別授業」
内 容 君も今日からエジソン
対 象 6年生2クラス42名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
講 師 赤岡 和夫、田中 信治
コメント  今回は、和歌山市内にある和歌山市立吹上小学校を訪問しました。吹上小学校の周りは、以前武家屋敷があった場所らしく、大きな家が立ち並ぶ閑静な住宅街の中にありました。今回私たちの授業を受けてくれたのは6年生の2クラスの児童でした。私は、知財授業は初めての経験でしたが、司会を任せて頂きました。最初はどうなることかと思いましたが、赤岡弁理士の適切なフォローもあり、なんとか大役を果たすことができたのではないかと思います。人形のチャッピー君の紹介で盛り上がり、そのまま流れに乗れたのが良かったと思います。
 吹上小学校の児童はとても積極的でした。こちらからの問いかけには大きな声で答えてくれましたし、前に出てもらってお手伝いをしてもらう時にも多くの児童たちが手をあげてくれました。また、驚いたことに、エジソンの発明で有名なものはというと、電球と蓄音機のどちらも簡単にあげられてしまいました。児童たちも発明品には日頃から興味を持っていることが感じられました。寸劇では、担任の先生に「怪人X役」を担当していただきましたが、先生の迫真の演技が、児童たちに大うけでした。そして印象的だったのが、怪人Xとエフ博士のどちらの方のサラカップルを買いますかという質問に、多くの児童たちが「エフ博士のものを買う」と答えてくれたことです。アイデアを尊重し、発明をした人を守らないといけないと感じるのは素晴らしいことですし、これからもこの考えを持ち続けて欲しいと思います。授業の後、多くの児童たちが、肩ブレラや、プニョプニョピン等の発明品を興味深く触っていました。この姿を見ていると、この児童たちの中から、未来の発明家が出てくることを期待したくなりました。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師陣


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