知財授業報告書「大阪府 大阪市立加美東小学校」
近畿支部知財授業担当 原 晶子
| 日 時 | 平成29年1月13日（金） 10:45-11:30 |
|---|---|
| 場 所 | 大阪市立加美東小学校 |
| 名 称 | 「知的財産特別授業」 |
| 内 容 | 君も今日からエジソン |
| 対 象 | 6年生2クラス65名 |
| 担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会 |
| 講 師 | 光明寺 大道、原 晶子 |
| コメント |
大阪市立加美東小学校は、大阪市の南東に位置し、弥生時代の遺跡群の上に立つ小学校です。本校では、児童達に色々なことを学んで欲しいとの思いから、今回、初めて知財授業を取り入れられたそうです。 授業は、６年生２クラスを対象に、「君も今日からエジソン（寸劇授業）」を行いました。児童達は、講師の話に真剣に耳を傾け、「このような困った状況で、どうしたらいいでしょう？」と講師から投げかけた質問に対しては、積極的に手を挙げて答えてくれました。特に、「両手に鞄を持った状態で傘を差すにはどうしたらいいでしょう？」という質問に対しては、意外にも「カッパを着る」という答えも出てきて、児童の発想力の豊かさに驚かされました。 寸劇では、担任の先生に怪人Ｘ役をお願いしました。担任の先生が演じられる怪人Ｘが非常に上手く、児童達は、寸劇に見入ってました。 最後のクイズタイムでは、各クイズに対して全児童が真剣に考え、積極的に手を挙げてクイズに答えてくれました。 授業の最後には、担任の先生からも、発明は難しいものではなく、身近な不便を、不便だと思ってそのままにするのではなく、身近な不便を解消する方法を考えることが発明に繋がることだと説明していただきました。今回の授業を通して、児童達も、発明が身近なものであることを学んでくれたと思うと嬉しい限りです。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師陣
