知財授業報告書「藤井寺市立藤井寺西小学校」
近畿支部知財授業担当 宮崎 栄二
日 時 | 平成31年2月5日(火) 13:35-14:20 |
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場 所 | 藤井寺市立藤井寺西小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生2クラス62名 |
講 師 | 宮崎 栄二、田中 聡 |
コメント |
今回訪問した藤井寺西小学校は、近鉄の藤井寺駅から徒歩で10分もかからないところにあります。藤井寺西小学校は、大阪緑の百選に選ばれた辛国神社(からくにじんじゃ)、西国霊場五番札所の葛井寺(ふじいでら)、仲哀天皇陵(ちゅうあいてんのうりょう)など、名跡と緑に囲まれた豊かな環境の中に立地されています。 今回の知財授業では、田中弁理士が司会進行と弁理士役を担当し、私がF博士役を担当し、怪人X役には小学校の大谷先生に担当していただきました。最初に発明について聞くと、エジソン、電球などはすぐに答えてくれて、また電球の発明を詳しく説明してくれた児童もいて感心しました。サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラといった発明品を紹介する場面でも児童達が率先して前に出てきて沢山のアイデアを出してくれました。寸劇では、怪人Xに扮した小学校の大谷先生が登場すると名演技に一層盛り上がりました。寸劇の前半でF博士か怪人Xのどちらのサラカップルを選ぶ?との問いかけには、ほとんどの児童がF博士を選ぶと答えてくれて、模倣はダメということもきっちり理解していることにも感心しました。クイズタイムでは、カップラーメンや回転寿司が日本人の発明品であることはほぼ全員が正解し、一方で乾電池やシャープペンシルが日本人の発明品であることにはビックリしていた様子でした。最後に小学校の大谷先生が児童達に今日の感想を聞かれると、特許権で発明を守るしくみ、弁理士の仕事がよくわかったと言ってくれて、非常に嬉しく思いました。授業が終わってからも多くの児童が発明品を見たり触れたりして興味を持ってくれていました。 藤井寺西小学校の児童達には、今回の授業を通して以前にも増して発明に興味を持ってもらい、創造力豊かに元気よく成長していって欲しいと思います。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師