知財授業報告書「やたなか小中一貫校矢田小学校」
関西会知財授業担当 森 俊也
日 時 | 令和元年10月21日(月) 10:40-11:25 |
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場 所 | やたなか小中一貫校矢田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生2クラス32名 |
講 師 | 光明寺 大道、森 俊也 |
コメント |
この度、大阪市東住吉区にある大阪市立矢田小学校を訪問し、知財普及・支援委員会委員の光明寺弁理士と共に小学知財授業(寸劇)を行いました。私にとって矢田小学校は二年前に続き2回目の訪問です。矢田小学校は、大阪市立矢田南中学校と同じ敷地内にあり、「やたなか小中一貫校」の名称の小中一貫校です。中高一貫校はよくありますが、小中一貫校は珍しいと思います。 さて、今回の担当は6年生の2クラスで、一度で2クラスに対して授業を行いました。まず児童がみな集合時間に正確なのに驚きました。私はこれまで数回知財授業、発明工作を担当させてもらいましたが、授業開始のチャイムが鳴る前に全員が揃ったのは初めてでした。知財授業の間も児童達は非常に積極的で、皿カップルや肩ブレラ等の体験では手を挙げて参加してくれました。寸劇では、私はF博士をしたのですが、あまり児童の笑いは取れませんでした。一方、怪人X役の先生は非常に演技がうまく、児童達にも大うけで流石は先生と感服しました。寸劇の後でも安い模倣品の方を買うという児童達もいて、やはり大阪の子どもだと思いました。最後のクイズコーナーでは、乾電池の発明者が日本人というところで大半の児童がNOを選択し、残念ながら全問正解者はいませんでした。賞品の「カドケシ」は参加賞として全員配付としました。 今回の知財授業を通して、児童達に知財の大切さ、弁理士の仕事等について少しは理解してもらえたと思います。今後もこのような活動を継続していきたいと思います。 |


興味津々の児童達に講義を行う講師
※「カドケシ」はコクヨ株式会社の登録商標です。