知財授業報告書「西脇市立芳田小学校」
関西会知財授業担当 原 晶子
日 時 | 令和元年10月25日(金) 11:35-12:20 |
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場 所 | 西脇市立芳田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 5年生1クラス20名 |
講 師 | 大野 義也、原 晶子 |
コメント |
今回、私達が訪問した西脇市立芳田小学校は、兵庫県の中央の自然の豊かな場所にある小学校です。私達が訪れた日はオープンスクールの日で、他の学年でも外部から招いた講師による授業が行われており、多様な教育に力を入れている学校である印象を抱きました。 今回は、原が司会を、大野弁理士がF博士役を演じました。 授業の冒頭のエジソンの発明を紹介する場面では、児童達はエジソンが発明したものや蓄音機の機能をすでに知っており、児童達の知識の深さに感心しました。 身近な発明を考えるコーナーでは、数名の児童に前に出てもらい発明を考えてもらいました。「サラカップル」の場面では、授業で紹介する発明と同じアイデアを思いつく児童がいたり、「肩ブレラ」の場面では、傘ではなく、両手に持っていた荷物を身体に固定して傘を持てるようにするアイデアを考えたりして、児童の発想力の高さ・豊かさに驚かされました。 寸劇のコーナーでは、先生に怪人Xを演じていただきました。先生の演技がとても上手で悪者に思えたのか、「F博士が発明したものと怪人Xがまねして作ったもののどちらを買う?」という質問では「F博士が発明したものを買う」との意見が多く出ました。この寸劇を通して、発明品を守ることの大切さを知ってもらえたと思います。 児童達が活発に自分の意見を発言してくれたので授業は非常に盛り上がり、児童達に楽しく発明を学んでもらえたと思います。また、授業が終わったあとも、複数の児童達が興味深そうに発明品を触っており、今回の授業で児童達に発明の面白さを知ってもらえたと感じました。 |


興味津々の児童達に講義を行う講師