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知財授業報告書「奈良県智辯学園奈良カレッジ中学部」

関西会知財授業担当 寺薗 佳江


日  時 令和元年10月26日(土) 10:00-11:30
場  所 奈良県智辯学園奈良カレッジ中学部
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 中学知財授業(寸劇)+発明工作授業(ペーパータワー)
対  象 1.2年生1クラス23名
講  師 光明寺 大道、松山 徳子、寺薗 佳江
コメント  中学1、2年生を対象に、さまざまな分野の専門家の方による「教養講座」が開講され、8つの講座の一つとして「知的財産特別授業」を行ってまいりました。
 本講座は職業教育の一環でもあることから、冒頭に講師それぞれが弁理士になるきっかけや仕事の内容を紹介しました。
 前半は、光明寺弁理士が司会兼弁理士役を、松山弁理士がユメノ社長役を、私がマネタ社長役になり、椅子に取り付け可能なスーツ用ハンガーをテーマにした寸劇を行いました。その際、担任教諭にデパート店員役を演じてもらい、和やかな雰囲気で進みました。寸劇を通じて、知的財産の概要、知的財産権の侵害、知的財産権の実施許諾等について、理解を深めてもらうことができたと思います。
 続いて、質問の時間を設け、生徒や保護者、担任教諭から、知的財産権の調査はどのように行うのか、著作権と特許権の違いは?などの質問がありました。 
 後半は、5チームに分かれて、約40分でペーパータワーの作成に取り組んでもらいました。タワーの頂上に「カップヌードル」を置き、10秒間保持できたチームは1チームだけでしたが、創意工夫したタワーを完成させたチームに、担任教諭から特別賞が授与されました。
 この授業を通して、特許をはじめとする知的財産権の意義を理解し、知的財産制度や弁理士という職業に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいと思いました。

 

興味津々の生徒達に講義を行う講師

※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。


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