知財授業報告書「兵庫県宍粟市立山崎東中学校」
関西会知財授業担当 中村 忠則
日 時 | 令和2年11月6日(金) 13:00-13:50、14:00-14:50 |
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場 所 | 兵庫県宍粟市立山崎東中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 2年生2クラス68名 |
講 師 | 光明寺 大道、中村 忠則 |
コメント | 今回私達は、三宮からバスで1時間半程度の宍粟(しそう)市山崎インターから車で約10分の閑静な場所にある山崎東中学校を訪問し、発明工作授業(ペーパータワー)を行ってまいりました。 今回の工作授業では、2年生の2クラス、68名の生徒達が参加してくれました。 1コマ目の授業では光明寺弁理士、2コマ目の授業では私が司会進行役を努めました。 まず、発明や知的財産、弁理士の仕事についての簡単な説明を5~10分程度行いました。続いて、ペーパータワーの作成ルールを説明し、30分程度の時間を設けて、1グループ4、5名で8グループに分かれた生徒達にペーパータワーの工作を行ってもらいました。使用する材料は、A4用紙40枚、はさみと接着テープのみで、作成されたペーパータワーの高さを競うというルールです。作成後にペーパータワーの最上部にカップヌードルを置いて、10秒間その状態を保持できれば合格です。作成開始の合図とともに、各グループとも知恵を絞り合い、熱心にペーパータワーの作成に取り組んでくれました。その後、5分程度の時間を設けて、作成されたペーパータワーの高さを測定し、グループごとに結果発表を行いました。 上位のグループには賞品が授与されると聞いて、生徒達の士気も一気に上がったようです。作成したペーパータワーの最上部にカップヌードルを置くとき、崩れないように慎重に置いている姿が印象的でした。初めてペーパータワーを作成したにも拘らず、生徒達は立派なペーパータワーを仕上げてくれました。 グループごとの結果発表の終了後、最後に知的財産権の意義を簡単に説明し、今回の工作授業を終了しました。 今回の工作授業を通して、発明や特許に対して少しは生徒達に興味を持っていただけたと思います。大変有意義な工作授業を行うことができました。 |
発想力豊かな生徒達と工作を行う講師