「知財授業報告書」長崎県立長崎南高等学校訪問学習
日 時 | 平成23年12月7日(水) 午前10時30分~12時 |
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場 所 | 日本弁理士会近畿支部室 |
対 象 | 長崎県立長崎南高等学校2年生徒8名 |
依頼者 | 特定非営利法人学校サポートセンター |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 近畿支部において長崎県立長崎南高等学校2年生の訪問を受け、弁理士の職業紹介を行いました。これは,特定非営利法人学校サポートセンターより申し入れされた「修学旅行先で企業等を訪問し実際の職業紹介を受ける」という学習活動に応じたものです。 長崎南高等学校は県内でも有数の進学校ということで、今回訪問された生徒たちは、大変真面目で、メモをとりながら熱心に聞いてくれました。 私たちには、事前に10項目程度の質問が寄せられていました。質問事項は、例えば、「弁理士の具体的な仕事内容」とか「仕事のやりがいや苦労」、「どのような勉強をして資格をとったのか」、「弁理士をする上で大切にしていること」、「学生時代にやっていて良かったこと」など、多岐にわたっていました。大西副委員長と私は、自己紹介をするとともに、これらの質問に一つ一つ答えるだけでも、弁理士という職業についてかなり踏み込んだ説明ができたように思います。 今回訪問していただいた2年生の8人の生徒は、半数以上が文系に進学希望で、法律関係の職業に将来つきたいと考えているらしく、技術的な専門性が必要ということに少し驚いていたようでした。しかし、「意欲があれば専門性はいつでも身に付けることができる。」ことを話すと、安堵した様子でした。 次に、知財授業で使用している「カタシャンボトル」や「肩ブレラ」、「ハム」について実際に体験してもらい、身近なところにも発明があるということを認識してもらいました。生徒たちは皆、真剣に考えてくれて、日頃の難しい勉強で一杯の頭を少し柔らかくしてもらえたのではないかと思っています。 今後の社会を担うであろう生徒たちに、弁理士や知財制度について知ってもらう機会が与えられたことに感謝しつつ、この後は大学のオープンキャンパスに行くという生徒たちを見送りました。 |

(左写真左から 宇治美知子、大西正夫 各弁理士)
※「肩ブレラ」はダーレン ピーターソンの登録商標です。
近畿支部知財制度普及委員会委員担当 宇治 美知子