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知財授業報告書「大阪市立北津守小学校」

関西会知財授業担当 苗村 潤

日  時 令和5年11月9日(木)11:35-12:20
場  所 大阪市立北津守小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 5,6年生 2クラス 39名
講  師 岡本 智之、苗村 潤
コメント  大阪市立北津守小学校を訪問し、知財授業を行ってまいりました。北津守小学校は西成区に位置し、大阪環状線の芦原橋駅から徒歩15分程度の場所にあります。平日の昼間に訪問したということもありますが、閑静な落ち着いたところにある小学校です。児童は、元気の良い挨拶とともに会場に入室されたので、大変気持ちよく授業を進められそうだと期待が膨らむ中、授業が始まりました。
 授業の司会進行を岡本弁理士、サポートを苗村弁理士が担当しました。授業ではサラカップルやカタシャンボトルの実物を見せる前に、改善点を考えて意見を言ってもらいました。手を挙げて答えてくれた児童に続き、その児童の意見を参考にして、周りの児童も意見を述べてくれるなど、非常に盛況だったと思います。
 また、寸劇では、当初、安さにつられて、エフ博士のサラカップルよりも怪人Xのサラカップルを購入するといった児童が多かったのですが、怪人Xを許すと社会の進歩が停止することやエフ博士がかわいそうということを理解してもらうと、エフ博士のサラカップルを購入するといった児童が多くなり、世の中の仕組みを理解してくれたように思います。
 さらに、発明品のはさみや画鋲(プニョプニョピン)の実物を持って回ると、興味を示した児童が多くいたように思います。
 最後に、2025大阪・関西万博を紹介し、日本弁理士会が「共創パートナー」として万博に関わっていることを説明しました。
 今回の授業から、発明とは難しい技術に関するものだけではなく、身の回りの不便なことを解決するためのアイデアも発明であり、また、弁理士の存在意義も学んでくれたものと思います。



興味津々の児童達に講義を行う講師



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