知財授業報告書「京都府立福知山高等学校附属中学校」
関西会知財授業担当 寺薗 佳江
日 時 | 令和5年10月28日(土)10:10-11:10 |
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場 所 | 京都府立福知山高等学校附属中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 1,2,3年生 34名(高校生3名含む) |
講 師 | 寺薗 佳江、光明寺 大道 |
コメント |
中学1,2,3年生を対象とした「土曜講座」にて、「知的財産特別授業」を行ってまいりました。3名の高校生にも参加いただきました。始めに弁理士という仕事や知的財産権についての説明を行いました。また、有名な知的財産の訴訟を紹介しました。さらに、クイズを通して、日本人が発明した発明品を身近に感じてもらうことができました。それから、「カップヌードル」の模型を使いながら発明や商標によって商品が守られていることを説明しました。 続いて、9チームに分かれて約30分でペーパータワーの作成に取り組んでもらいました。どのチームも最初はどのような形状にしたら良いか手を動かしながら試行錯誤していましたが、アイデアがまとまると時間との勝負になりました。また、デザインに趣向を凝らしたチームもありました。タワーの頂上に「カップヌードル」を置き10秒間保持できたチームは4チームあり、創意工夫したタワーを完成させたチームには特別賞が授与されました。 この授業を通して、特許をはじめとする知的財産権の意義を理解し、知的財産制度や弁理士という職業に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいと思いました。また、発明は一人で行うよりもチームで行うことによって、より素晴らしいものになることを実感してもらえたと感じました。 |
発想力豊かな生徒達と工作を行う講師
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です