知財授業報告書「大阪市立矢田小学校」
関西会知財授業担当 神木 祐栄
日 時 | 令和5年10月20日(金)10:45-11:30 |
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場 所 | 大阪市立矢田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生 1クラス 27名 |
講 師 | 竹口 美穂、神木 祐栄 |
コメント |
近鉄南大阪線矢田駅から徒歩約10分のところにある大阪市立矢田小学校を訪問し、小学6年生27名に知財授業(寸劇)を行ってきました。こちらの小学校では2017年から知財授業を行っているとのこと、先生方も流れを理解されスムーズに進めることができました。先生からは、小中一貫校であるこちらでは「過去に知財授業を受けた生徒は中学生になっても知財授業のことを覚えていて、今でもカドケシを使っている生徒もいますよ。」という嬉しいお言葉もいただきました。 授業ではサラカップルやカタシャンボトルの実物を見せる前にいろいろ考えてもらいました。肩ブレラでは、傘を改造し帽子にするといった面白いアイデアもありました。恥ずかしそうにしながらも前に出て面白いアイデアをたくさん披露してくれ、周りのお友達とも楽しそうに語り合っていました。こちらが思った以上に、考えることを楽しんでくれていたようです。 また、発明品のはさみや画鋲(プニョプニョピン)も体験してもらい、発明品に対しては「やはり使いやすい。」といった声もありました。クイズも1問1問考え、正解を聞いては納得したり驚いたりと、最初から最後まで興味を持って参加してくれたおかげで、私たちも楽しんで授業を行うことができました。終わってからも何人かの児童は前に発明品を見に来て「面白い!」と言ってくれ、こちらとしてもやりがいのある授業でした。 当日の朝、担任の先生は「財産ってなんですか?」と児童達に問いかけてくださっていたとのことです。朝は「お金」という回答が多かったものの、この授業を通して、「こういった発明やアイデアも財産になる。」「それを守る弁理士という職業がある。」ということでまとめていただき、皆さん深く理解してくれた様子でした。 今回の授業が少しでも役に立ち、生活の中の不便をアイデアで解決するという視点を持ってこれからも楽しんで歩んでいってほしいと思います。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師