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「知財授業報告書」京都府京丹波町立和知中学校

日  時 平成23年7月15日(金) 13:30-15:00
場  所 京丹波町立和知中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 1,2,3学年5クラス110名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回、私たちが訪問した京丹波町立和知中学校は、京都府中部の山間部にある、自然環境豊かな地区に位置する中学校でした。この辺りは、「和知黒」という丹波黒豆の産地として有名です。兵庫県の加古川から通勤している私にとっては、京丹波町が地の果てのように遠く、8時半に家を出て、京都駅で軽い食事をした後、和知駅についたのが、12時半でした。
 しかし、私たちを出迎えてくれた校長先生や担当の先生は、前回に支部が行った知財授業をよく覚えていて下さって、しかも、教員の間で「服の神」が好評で流行ったというお話を聞いて、疲れが吹っ飛びました。この中学校は、1年生から3年生までまとめて知財授業を受け、生徒が入れ替わる3年ごとに知財授業に申し込むというスタイルのリピート校です。また、ここの生徒たちは、人懐っこくて、気軽に挨拶してくれる、素直な性格の子が多かったので、授業を開始する前から、生徒たちに親しみを感じることができました。
 私たちは、今回、主に、新しい中学生向けのコンテンツを使用した知財授業と、弁理士の仕事(特許事務所の仕事)の紹介を行いました。具体的には、(1)携帯電話を使った知的財産権全般の話、(2)特許公報等の紹介、(3)入浴剤に関するコンテンツを用いた知財授業、(4)油井管に関するコンテンツを用いた知財授業、(5)弁理士の職業紹介、の順で授業を行いました。
 支部で行った知財授業で新しいコンテンツを使用するのは、2回目だった(私は当然初めて)というせいと、新しいコンテンツには、「吉本的」なノリがない(あくまでも知識の説明が中心)というせいもあって、旧バージョンのコンテンツに比べて、生徒たちが眠たそうにしている時間が長かったように思います。特に、1年生の生徒たちにとっては、非常に内容が難しかったようです。
 こんな状況でしたが、生徒たちは、授業終了後の挨拶も元気に(2回も)してくれて、少し救われました。一緒に行った千原会員は、油井管のコンテンツを作成した方ですので、台本を見る必要もなく、スムーズな説明をされていましたが、私も、次回は、思い切って台本を見ずに、生徒たちの興味をできるだけ?き立てるような授業を行えるようにしたいと思います。



興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 水田 愼一、千原 清誠 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 水田 愼一


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