知財授業報告書「京都市立御室小学校」
関西会知財授業担当 大濱 徹
日 時 | 令和6年10月22日(火)13:30-14:15 |
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場 所 | 京都市立御室小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 5年生 2クラス 約60名 |
講 師 | 鎌田 雅元、大濱 徹 |
コメント |
知的財産特別授業として寸劇プログラム「君も今日からエジソン」を行った京都市立御室小学校は、世界文化遺産である仁和寺の門前にある開校150年を超える非常に歴史のある小学校です。また、授業を受けた5年生のひとクラスの人数が30人を超えるなど、児童数の多い小学校でもありました。 体育館に集まった5年生、約60名の児童を対象に、進行と弁理士役を鎌田弁理士が、F博士役を大濱弁理士が担当し、怪人X役を担任の先生に担当していただいて授業を進めました。 冒頭に鎌田弁理士が「弁理士を知っている人?」という質問をしたところ、数名の手が上がったことに驚きました。また、「発明とは何でしょうか?」という質問や、「エジソンの発明は?」という質問にも多くの手が上がり、しかも正しい答えを知っていることから、非常に良く予習してきているな、と感じました。児童の代表に前に出てもらってカタシャンボトル、サラカップルや肩ブレラの発明着想を体験してもらうところでは、自主的にちょっとした「ぼけ」も交えながら着席している児童も楽しめるような回答をしてくれるなど、非常に盛り上がった授業となりました。また、担任の先生が扮した怪人Xはステージ上から飛び降りて登場するなど、派手なアクションも交えて演じていただき、児童からも大きな歓声が上がりました。 最後に児童からの質問コーナーを行ったところ、「弁理士はどんな試験があるの?」、「弁理士は何人位いるの?」、「弁理士には何歳からなれるの?」、「弁理士はどんなところで仕事をしているの?」など、こちらが驚くような非常に現実的な質問も多くもらえました。寸劇を通し弁理士という職業に興味をもってもらえたのではないかと思います。 児童が教室に戻り、体育館で片付けをしている中で「弁理士になろうかな、と言っていた児童がいましたよ」と先生が教えてくださり、今回の授業をやって良かったなと非常に嬉しく思いました。 |
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興味津々の児童達に講義を行う講師