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知財授業報告書「門真市立門真小学校」

関西会知財授業担当 川瀬 直樹

日  時 令和6年10月31日(木)14:35-15:20
場  所 門真市立門真小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 5年生 2クラス 60名
講  師 淡路 俊作、川瀬 直樹
コメント  門真市立門真小学校を訪問し、知財授業を行って参りました。門真小学校は、京阪電車の門真市駅から東の方角に位置し、駅からは歩いて5分ほどの距離にあります。

 5年生の60名の児童を対象に、「(寸劇)君も今日からエジソン」のコンテンツを使った授業を行いました。
本授業においては、司会進行役を淡路弁理士が務め、補助役を川瀬弁理士が務めました。

 はじめに「発明」「発明者」について説明したうえで、今回の授業の意義を児童たちに理解してもらう前提として、次のことを挙げました。
・発明品が使われることで、使う人にとっての困りごとが実際に無くなって喜ばれること
・発明品が他者に真似されて同じ物が安価に製造販売されると、発明者の次への発明意欲が削がれること
・そうならないように、弁理士が法律に基づいて発明等を守る仕事をしていること

 次に、日常の不便を解消するための発明品の実例として、「サラカップル」「カタシャンボトル」「肩ブレラ」を、順番に紹介しました。発明品を紹介する前に、生み出されたきっかけとなった不自由さ・問題点を、数名の児童に体験してもらいましたが、着席している児童からも声が上がるなど盛り上がりが見られました。

 次に、「サラカップル」を題材とした寸劇では、司会進行役を淡路弁理士、「サラカップル」を発明したエフ博士役を川瀬弁理士が担当し、「サラカップル」を模倣して安価に販売する怪人X役を学校の先生に演じていただきました。サラカップルを入手するならエフ博士から本物を買うか、或いは怪人Xから安い偽物を買うかという質問を投げ掛けた後、まとめとして、発明品の模倣が多い社会では、発明へのインセンティブがなくなり、技術の進歩が促進されない旨の説明をしました。

 その後のクイズコーナーでは、多くの身近な物が日本人によって発明されたことを知っている児童が多くいたのが印象的で、非常に盛り上がった状態で授業を終えました。





興味津々の児童達に講義を行う講師


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