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知財授業報告書「長浜市立湯田小学校」

関西会知財授業担当 牧野 仁美

日  時 令和6年11月9日(土)9:15-11:15
場  所 長浜市立湯田小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(回転台)
対  象 4-6年生 19名
講  師 村上 太郎、牧野 仁美
コメント  長浜市立湯田小学校で開催された「湯田小フェスタ」内の1ブースで知財授業をさせていただきました。当日は他の出展団体様も多数おられ、児童が自分で好きな授業や体験コースを一つ選択し、教室内で受講する、というルールになっていたようでした。何名かの保護者の方やご兄弟も、教室外から見学されておられました。

 授業の前半約30分では、「発明」についての基本的な理解を促す目的で、
・発明とは?今では当たり前となっている製品を通じた説明
・実際に特許権を取得した発明の説明(困りごと→解決手段)
・特許権がないことで起こりうる問題について
等について、スライドを使用して村上弁理士より説明がありました。

 後半の1時間半で回転台の制作を行いました。児童たちは予め4人1組の島で配置していただいた机に着席しており、まずは児童たちに市販の回転台の実物を観察してもらい、「どうすれば同じような機能を持ったものを作れるか?」を想像してもらいました。その後は各自が思い思いの回転台の制作に入りました。児童たちは、島ごとに話をしながら、どうすればよりスムーズな回転が出来るか、回転時のがたつきが軽減されるか、等を話し合いながら、厚紙の形状、ビー玉の数、ステンレス製の皿にビー玉を置く位置や天面の選択(厚紙かステンレス製の皿か)を工夫して、自分の作品を作り上げていきました。

 最後に、村上弁理士より、大阪・関西万博について、世界中から集まる様々な新しい発明が見られる場所であり、ぜひ行っていただきたい旨のお話がありました。

 回転台の制作途中には、発明や特許に強い関心を持った児童から「特許権を取ってみようかな」との声も聞かれ、この授業をきっかけに、さらにモノ作りへの興味が深まれば嬉しく思います。



発想力豊かな児童達と工作を行う講師


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