知財授業報告書「和歌山市立宮北小学校」
関西会知財授業担当 東山 香織
日 時 | 令和6年12月3日(火)13:35-14:20 |
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場 所 | 和歌山市立宮北小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手でもてるかな) |
対 象 | 6年生 1クラス 24名 |
講 師 | 東山 香織、大濱 徹 |
コメント |
季節外れのぽかぽか陽気の晴れの日に、JR和歌山駅から徒歩10分ほどの和歌山市立宮北小学校に行って参りました。広い学校内の奥の方にある理科室で、「片手でもてるかな」の発明工作授業を行いました。 「片手でもてるかな」では、ジュースの入った紙コップと、ポップコーンの入った平たい紙皿の両方を、片手で一度に持てるように工夫した容器の工作に取り組みます。 始まってすぐにハサミでどんどん紙皿を切り、紙コップとテープでくっつけてあっという間に片手で持てる便利な容器を作り上げる児童もいました。また、長い間ずっと頭の中で考えたままで、手はいっこうに動かず、なかなか工作が進まない児童もいました。そんな児童には、「どうやったらうまくいくと思う」とか、「どんなかたちのものを今から作ろうとしているの」と聞いてみると、考え中のいろんなアイデアを話してくれました。 大濱弁理士が、よくできた作品をみんなに見せて、作ってくれた児童の名前を言って紹介し、ここがよく工夫できていてとてもいい。これは発明だと言ってと褒めると、どの児童も嬉しそうにしていました。 ポップコーンが紙皿からこぼれないように、紙皿の縁を高くしてテープで貼り合わせたり、ストローを使って把手を作って持ちやすくしたりと、とてもいいアイデアがたくさん生まれました。 授業が終わったあとも、たくさんの児童が工作を続けたままでした。考えて工夫し、それを作る楽しさを体験してもらえたように思います。将来、きっと素晴らしい発明をしてくれるのではないかととても楽しみです。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師