知財授業報告書「栗東市少年少女発明クラブ」
関西会知財授業担当 村上 太郎
日 時 | 令和6年6月15日(土)11:10-12:00 |
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場 所 | 栗東市少年少女発明クラブ |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(ペーパータワー) |
対 象 | 小学4-6年生 15名 |
講 師 | 村上 太郎、光明寺 大道 |
コメント |
毎年、滋賀県発明協会内で活動されている栗東市少年少女発明クラブにおいて、ペーパータワー発明工作授業を実施してきました。この日は令和6年度のクラブ開講式も開催され、小学4年生から小学6年生の新しいクラブ員15名の子どもたち全員が参加しました。 初対面でまだ打ち解けていない中、授業開始直後は遠慮がちで子どもたちからの発言も殆ど無く、どうなることか少し不安でした。しかし、少年少女発明クラブに積極的に参加する子どもたちですので、光明寺弁理士による発明や商標についての分かりやすい説明やカップヌードルの特許の紹介で興味津々の顔つきとなっていき、ペーパータワーの工作開始後は全員がアイデアや工夫を次から次に出し合いながらチーム毎に個性豊かなタワーを建てていきました。優勝チームは、初回のチャレンジにもかかわらず1時間足らずで170cm超えのペーパータワーを構築されました。 チーム毎にペーパータワーの構造は異なるものでしたが、授業の最後に、どの構造が正解というものではなく、それぞれのタワーの構造を改良していくことでより高くすることができること、チャレンジと失敗を繰り返すことが大切であることを伝えるとともに、来年の大阪・関西万博で未来社会を体験して欲しいことを伝えました。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。