知財授業報告書「宇治市立伊勢田小学校」
関西会知財授業担当 村上 太郎
日 時 | 令和6年7月3日(水)10:45-12:20 |
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場 所 | 宇治市立伊勢田小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手でもてるかな) |
対 象 | 1-6年生 15名 |
講 師 | 村上 太郎、中野 賢太 |
コメント |
本日は宇治市立伊勢田小学校の支援学級の児童15名を対象に、紙皿と紙コップとストローを使って、ジュースとポップコーンとを片手で持てる食器を発明するという工作授業を、行いました。 2時間分の授業時間を充てて頂きましたので工作の時間を含めても十分に余裕がありましたので、「発明」とはどういうものか、「弁理士」って何をする職業なのか、2025年の大阪・関西万博にも多くの発明品が登場することを、授業の最初と最後に時間をかけて、中野弁理士と村上弁理士がそれぞれ分かりやすく紹介することができました。 児童たちに「ジュースが飲めて、ポップコーンも乗せることが出来る片手で持てる食器を作って下さい」という課題を出した直後は、何をどうすればいいのか児童たちが困惑している様子でしたが、「まず新聞をちぎって丸めてポップコーンの代わりを作ってみよう。」と声がけしたところ、一斉に手が動き出してたくさんのポップコーンの代わりが出来ていき、その勢いで一部の児童が工作を進め始めました。他の児童も、見よう見まねで工作を始めていき、児童全員がどんどん工作を進めていきました。 出来上がっていく工作は、お皿を二段にして2種類の食べ物を盛り付けることができるもの、2つのコップを使って二種類の飲み物を入れることができるもの、跳んだり跳ねたりしてもジュースがこぼれないように内蓋と外蓋とを組み込んだものなど、それぞれ独創的で工夫を凝らしたものでした。 今回の授業が、物作りの楽しさを知るきっかけと、発明することへの興味を持つきっかけになってくれれば良いと思います。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師