知財授業報告書「兵庫県立猪名川高等学校」
関西会知財授業担当 倉橋 和之
日 時 | 令和6年7月12日(金)8:55-9:45 |
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場 所 | 兵庫県立猪名川高等学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 中学・高校知財授業(講義) |
対 象 | 3年生 4クラス 150名 |
講 師 | 八木 まゆ、倉橋 和之 |
コメント |
兵庫県立猪名川高等学校は、能勢電鉄・日生中央駅から北摂里山街道を西へ徒歩15分ほどに位置する高校です。今回の授業では、高校3年生150名が参加してくれました。 まず初めに簡単に自己紹介を行い、「弁理士」や「知的財産権」についての説明を行った後、入浴剤の『きき湯』のコンテンツを使って、企業が長い年月をかけて開発した商品を販売する際に、知的財産権を取得して開発した技術などをどのようにして守るのかを、弁理士の役割と共に紹介しました。 次に、『ICカードを用いたコインロッカー』を使って、ロッカーに用いられている名称やグラフィック表示、機能・システムなどが、特許権・意匠権・商標権のどの知的財産権で保護できるのかクイズを行いました。盛りだくさんの内容でしたので心配しておりましたが、殆どの生徒が画面を真剣に見てくれており、それぞれの知的財産権とその保護対象について、理解を深めてもらえたと感じました。 最後に、「どのようにして弁理士になったのか」や「いつ弁理士という職業を知ったのか」「仕事をしていてどのようなときに面白いと感じるか」などについて、お話しました。 この授業を通して、これまで馴染みのなかった知的財産権や弁理士という職業について身近に感じてもらえたら嬉しく思います。 |
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興味津々の生徒達に授業を行う講師
※「きき湯」は株式会社バスクリンの登録商標です。