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知財授業報告書「泉南市立東小学校」

関西会知財授業担当 冨田 光治

日  時 令和7年9月2日(火)10:20~11:05
場  所 泉南市立東小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生 17名
講  師 冨田 光治、鈴木 武
コメント  泉南市の山合にある泉南市立東小学校を訪問しました。まず目に入ったのが芝生の校庭、そして校庭の奥にある巨大な滑り台です。周辺には川もあり昔ながらの自然が多く残っている素敵な環境の小学校です。久しぶりの知財授業でしたが、事前準備や怪人X役の先生との打合せもスムーズに進み、安心して授業を始めることができました。
 授業では、まず、黒板に「発明 特許 弁理士」と書いて、この3つを憶えてほしいというところから始まりました。そして「発明って何か知っていますか?有名な発明家って誰がいるかな?」などの質問をすると、多くの児童たちが手を挙げて元気に答えてくれました。
 次にコップと皿を組み合わせた「サラカップル」等を例に、生活の不便を解消するための方法について意見を求めると、児童たちは次々と手を挙げていろんなアイデアを答えてくれました。
 更に「肩ブレラ」では、児童たちにも傘を取り付けた「肩ブレラ」を実際に肩に付けてもらって傘がしっかり固定されて両手が使える状態を体験してもらいました。
 また「サラカップル」を発明したエフ博士と「サラカップル」の模倣品を安く売る怪人Xが登場する寸劇では、特許権が存在することの理由等について説明しました。児童たちに「本物と偽物のどちらを買いますか?」と尋ねると、「安い方を買う!」という意見が多かったですが、怪人X役をしていただいた先生の悪役ぶりがすばらしく名演技だったからかもしれません。
 この劇を通じて、児童たちに知的財産の重要性を印象付けることができたと感じています。
 クイズタイムも児童たちは真剣に考え、元気よく回答してくれました。
 授業の合間には、大阪・関西万博の開催についても触れました。近いうちに学校から大阪・関西万博に行かれる予定とのことで興味を持って聞いてもらえたと思います。
 最後に、授業の感想を尋ねたところ、「生活の不便を解消する発明は大事だと思った」などの回答があり、発明や特許そして弁理士という職業についても理解をしてもらえたと思います。授業後の休憩時間も時間の許す限り用意した発明品に触れに来てくれるなど興味を持ってもらえたようで、とても嬉しく思いました。


興味津々の児童達に講義を行う講師



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