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知財授業報告書「大阪市立矢田小学校」

関西会知財授業担当 川瀬 直樹

日  時 令和7年8月29日(金)10:45~11:30
場  所 大阪市立矢田小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生 1クラス 17名
講  師 川瀬 直樹、三方 英美
コメント  大阪市立矢田小学校(近鉄南大阪線矢田駅から徒歩約10分)を訪問し、「君も今日からエジソン」の知財授業を行いました。授業は、司会進行役を三方弁理士が務め、F博士役を川瀬弁理士が担当し、怪人X役を担任の先生に演じて頂きました。
 授業では、三方弁理士のテンポの良い進行にあわせて子どもたちは、積極的に手を挙げて発言してくれました。「カタシャンボトル」の紹介時には、どうしたら片手でシャンプーを出せるか子供たちは色々なアイデアを挙げてくれました。肩ブレラの紹介では、手を使わずに傘を固定する方法を幾つかの道具を用いて試行錯誤する中で、考える楽しさを実感してくれたと思います。
 寸劇では、子どもたちは、F博士の困った様子と担任の先生のマント姿を見て、楽しく鑑賞してくれました。クイズタイムも活発に答えてくれました。カップラーメンが日本の発明で、安藤百福さんが発明者であることはよく知っていたようですが、シャープペンシルが日本人の発明で家電メーカーの「シャープ」であることを知らなかった子もいて、非常に興味を持ってくれました。最後に大阪・関西万博(2025年)を1970年当時と対比しつつ紹介して授業を終わりました。
 授業は、子どもたちの積極的な発言により、楽しくスムーズに進行することができました。授業前は発明という概念や弁理士という職業をあまり知らない子が多かった模様ですが、今回の授業により、発明を守る仕組みや、弁理士について、子どもたちに知ってもらう機会になったと思われます。


興味津々の児童達に講義を行う講師



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