知財授業報告書「大阪市立生江小学校」

関西会知財授業担当　川瀬 直樹

日　　時	令和７年１０月３０日（木）１４：４５～１５：３０
場　　所	大阪市立生江小学校
名　　称	「知的財産特別授業」
内　　容	発明工作授業（片手でもてるかな）
対　　象	４～６年生　１クラス　１２名
講　　師	大西 正夫、川瀬 直樹
コメント	大阪市立生江小学校は、旭区のJRおおさか東線と地下鉄谷町線に挟まれた地区にあり、大阪工業大学にも近接しています。科学クラブのメンバーの４～６年生を対象に、発明工作授業「片手でもてるかな」を実施しました。 　大西弁理士から弁理士という職業についての分かりやすい解説がなされた後、「カップヌードル」などの例を挙げながら発明について説明した後、「片手でジュースとポップコーンを持ちたい」という課題を提示し、児童たちに工作へ挑戦してもらいました。 　児童たちは、紙皿や紙コップ、ストローなどの材料を手に取りながら、友だちと相談したり、試作品を何度も作り直したりと、積極的にチャレンジしていました。紙皿と紙コップを単に固定するだけでなく、２個の紙コップを組み合わせて飲みやすくしたもの、紙皿からポップコーンがこぼれない加工を施したものや、デザイン性に優れた美しい形状をしたものなど、多くのアイデアが生まれました。出来上がった作品を各自説明してもらい、ネーミングも考えてもらいました。４５分の時間の終わりが近づく頃まで面白いアイデアがたくさん生まれ、児童のみなさんもとても楽しんでくれていたようです。 　その後カドケシなどを使いながら発明というものが身近なものであることや、発明品と発明家を守るための仕組みを説明し、授業を終えました。今回の授業を通して、発明の面白さを感じ、これからの人生でいろいろなアイデアを生み出していってもらえたらと思います。

発想力豊かな児童達と工作を行う講師

※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。

※「カドケシ」はコクヨ株式会社の登録商標です。

« 戻る