知財授業報告書「大谷高等学校」
関西会知財授業担当 榎原 比呂志
| 日 時 | 2026年1月8日(木)11:30~12:30 |
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| 場 所 | 大谷高等学校 |
| 名 称 | 「知的財産特別授業」 |
| 内 容 | 高校知財授業(寸劇) |
| 対 象 | 1年生 7クラス 218名 |
| 講 師 | 渥美 元幸、榎原 比呂志 |
| コメント |
今回訪問した大谷高等学校は、大阪市阿倍野区の閑静な住宅街にあり、付近にはあべのハルカスを望む都市の利便性と、歴史ある落ち着いた環境が共存する場所にありました。今回は、1年生7クラス(計218名)の生徒を対象に、パワーポイントのスライドを活用した寸劇形式の知財授業を実施しました。 物語は、おにぎり包装の発明「ぱりのりパック」を生み出した発明者・三島が、弁理士の助けを借りて特許権を取得し、その後のトラブルを乗り越えていく過程を描いたものです。前半では、特許出願から拒絶理由への対応を経て権利化に至るまでのプロセスを、スライドを交えて視覚的に解説しました。 後半では、模倣品との侵害紛争や、相手方からの無効主張、お互いの特許が複雑に交錯する状況など、現場で起こり得るトラブルを提示しました。最終的には、対立を超えて双方が技術を利用し合うクロスライセンスによる解決に至るまでを描き、特許取得から紛争解決に至るまでにおける弁理士の専門的な役割を伝えました。 大人数での授業でしたが、生徒たちは、スライドと連動したテンポの良い寸劇に熱心に見入り、物語の行方を追っていました。専門的な「特許」というテーマながら、寸劇形式であることで、制度の必要性や弁理士の役割が直感的に伝わったと感じます。 今回の授業を通じ、生徒たちが日常の中から新しい工夫を見つけ出し、それを守り育てることの大切さを学ぶきっかけとなれば嬉しいです。 |
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興味津々の生徒たちに講義を行う講師



