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「知財授業報告書」 甲賀市立土山小学校

日  時 平成20年11月27日(木) 午後2時~2時45分
場  所 滋賀県甲賀市立土山小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年2クラス 41名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 土山小学校の周辺は、お茶の産地で、お茶畑を所々に眺めながら小学校に向かいました。今回の知財授業では、今までの授業で使用してきた「お母さんの長電話」というアイデアの代わりに、傘を肩に固定する「肩ブレラ」※というアイデアを新たなコンテンツとして使用することもあり、少し早めに到着して、リハーサルを行いました。
授業の時間になり、児童たちが教室に集まりました。さすが6年生です。スムーズに集合できました。
新コンテンツの「肩ブレラ」は、傘の柄に取り付けるための太い針金のような商品です。「肩ブレラ」を肩に巻き付けることによって、両手がふさがった状態でも、傘をさすことができます。
まず、児童に両手に鞄を持ってもらい、傘をさすようにお願いしました。すると、児童は、傘を首で固定したり、鞄を傘の柄に引っかけるなどのアイデアを出してくれました。次に、タスキや洗濯ばさみ、クリップ付きゴムひもなどを児童に渡し、傘を体に固定するアイデアを出してもらいました。タスキで傘の柄の部分をおなかに巻き付け、洗濯ばさみで傘の柄を服に挟むといったアイデアが出てきて、傘がしっかり体に固定されました。そこで、「肩ブレラ」の登場です。太い針金のようなこの商品を児童の肩に巻き付けて、傘をさしてもらいました。他の児童からは、「おー」と歓声があがりました。傘を体に固定するための児童のアイデアを発展させれば、「肩ブレラ」になるのだということを、児童は実感できたようです。
その後、いつもの寸劇で児童たちにアイデアを尊重することの重要性を説明して、無事に授業は終了しました。
今回、「肩ブレラ」を初めて使用させていただきました。「肩ブレラ」は、児童に非常に好評で、こちらも楽しく授業ができたのですが、その分、体験と説明に時間が結構かかりました。時間配分をうまく考える必要があると感じました。



興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 岸本忠昭、高山嘉成、河本 悟 各弁理士)

※「肩ブレラ」はダーレン ピーターソンの登録商標です。



近畿支部知財授業担当  高山 嘉成


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