「知財授業報告書」 河内長野市立三日市小学校
日 時 | 平成20年10月8日(水) 午前11時35分~午後0時20分 |
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場 所 | 大阪府河内長野市立三日市小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 6学年4クラス 123名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 三日市小学校は、三日市町駅から坂を少し登った、高台の中腹にある眺めの良い学校でした。大阪市内の喧騒とはかけ離れた、とてものどかなところです。 私にとっては今回が初めての知財授業であり、授業前は緊張とともに、うまくできるか不安でしたが、児童たちが積極的に集中して授業に参加してくれたおかげで、とてもスムーズに授業を進行することができ、あっという間に授業が終わったというのが実感です。「両手がふさがった状態でどうやってポップコーンを食べたらよいか?」、「片手でどうやってシャンプーを出したらよいか」との質問には、多くの児童が積極的に手を挙げ、いろんな回答を披露してくれました。また、「おかあさんの長電話」の発明を説明する際、輪ゴムを耳にかけたところ、「画像では、針金の方を耳にかけてる」と児童たちから、思いがけない指摘を受け、細かいところも見逃さず、真剣に聞いてくれているんだな、と感心しました。また、授業が終わった後も、給食の時間も忘れて、多くの児童が前に集まり、紹介した発明品を手にとって試したり、質問したりする様子も印象的でした。 授業の最後に、質問の時間を設けたところ、「なぜ弁理士になりたいと思ったのか」との質問のほか、「弁理士にはどうしたらなれるか」、「弁理士と弁護士はどちらか難しいか」、「弁理士の年収は?」など、かなり現実的な質問が飛び出しましたが、このような質問に対する回答を通して、弁理士という職業の面白さなどが少しでもわかって頂けたように思います。 |

積極的な児童とともに講義を進める講師陣
(左写真左から 長野篤史、千原清誠、滝川弘子 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 長野 篤史