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「知財授業報告書」 田辺市立殿原小学校

日  時 平成20年11月13日(木) 午後1時45分~2時30分
場  所 和歌山県田辺市立殿原小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 全学年 8名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 和歌山県の龍神温泉近くにある殿原小学校を訪問しました。大阪から特急オーシャンアロー号に乗って紀伊田辺駅で下車し、そこからバスを乗り継いで、3時間半掛けて紀伊山地の山あいにある小学校に到着しました。創立111年という由緒ある小学校ですが、残念なことに今年度で閉校になるそうです。全学年8名の児童達と校長先生を始め先生方、一部父兄の方々にも参加いただき、図書室にいすと机を並べて、和やかな雰囲気のもと授業をはじめました。
児童達はとても積極的で次々に手を挙げ、問いかけに答えたり前に出てきて発表してくれたので、むしろ授業を進めるために児童たちとのやりとりを制御するのが難しいくらいでした。冒頭に登場するチャッピーにも興味を示してくれましたし、「サラカップル」や「カタシャンボトル」に関する課題についても真剣に面白いアイデアを続々と出してくれました。 特に「ハム」の包装パックを留めたギザギザシールの発明の使用体験や「プニョプニョピン」※の発明の説明には、興味深そうにしていて好奇心旺盛な児童達だったので、こちらもやりがいのある授業でした。
今回の講師チームは1年半程前に同じメンバーで授業を行った経験があり、リハーサルなしのぶっつけ本番だったのですが、スムーズに授業を進められました。最後に発明品の実物や小道具を見たり触ったりしてもらう時間をとりました。児童たちは楽しそうにこれらに触れていました。
殿原小学校の校長先生はじめ教頭先生、先生方にも暖かく接していただきお世話になりました。特に教頭先生には、帰りに途中の乗り継ぎのバス停まで自家用車で送っていただきました。今回の授業が殿原小学校での児童のみなさんの思い出の1コマに残ってくれたら嬉しいと思います。



好奇心旺盛な児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 冨田光治、中塚雅也、戸田俊材 各弁理士)

※「プニョプニョピン」はコクヨ(株)の登録商標です。



近畿支部知財授業担当  冨田 光冶


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