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「知財授業報告書」 南丹市立大野小学校

日  時 平成20年7月14日(月) 午後2時35分~3時20分
場  所 京都府南丹市立大野小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 5、6学年 2クラス 17名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント JR京都から山陰本線に揺られること1時間半。緑の山々に囲まれた大野小学校にやって来ました。大野小学校がある南丹市美山町は、「かやぶきの里」が有名な観光地です。大野小学校の横にもかやぶき屋根の建物が見えました。
今回の舞台となる音楽室に荷物を運ぶ間、すれ違う小学生たちが積極的に「こんにちは!」と、活き活きとした笑顔を見せてくれたのが印象的でした。おかげで講師担当の私たちの緊張もずいぶんほぐれたと思います。校長先生のお話では、全児童数は42名とのことです。
今回、知財授業に参加してくれる児童は、5、6年生17名です。今回司会をご担当いただいた原田弁理士が、「サラカップル」や「カタシャンボトル」でアイデアを問いかけると、子どもたちは積極的に手を挙げ、アイデアを次々に発表していきます。「カタシャンボトル」では、シャンプーボトルを浴室壁面に逆さまに固定し、下からシャンプーボトルの口部分を手のひらで押し上げる、というアイデアが出ました。これには私たち講師陣もびっくり。本当に子どもたちの発想力は豊かです。授業が終わった後も、発明品の前に子どもたちが集まり、目を輝かせながらアイデアの続きを説明していました。この中からきっと、未来のエジソンが生まれるに違いありません。今回は17名という少な目の人数でしたが、一人一人が積極的に参加できるという点では理想的な人数であったようにも思います。
さて、授業では著作権についての質問が飛び出すなど、私たち講師陣も全力でこれに対応しました。子どもたちにも分かり易く伝えること、これは本当に難しいことです。でも、これができれば、私たち弁理士の、日々のお客さまへの説明にも活かされるに違いありません。もっと勉強しなくては、と思いを新たにさせられた一日でした。



活き活きとした児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 山田久就、原田 泉、大野義也 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  大野  義也


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