「知財授業報告書」 岸和田市立中央小学校
日 時 | 平成20年6月13日(金) 午前10時40分~11時25分 |
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場 所 | 大阪府岸和田市立中央小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業 |
対 象 | 6学年1クラス 36名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会 |
コメント | 今回授業を行った岸和田市立中央小学校は、明治創立ということで校舎もその時代の空気を感じさせる重厚な雰囲気があり、少し緊張しながらの授業開始となりました。 ところが、いったん授業が始まってしまうと、だんじり祭りで有名な岸和田の小学校ということもあってか児童たちは元気いっぱいで(多少、行き過ぎるきらいはありましたが・・・)、その勢いにつられて時間があっという間に過ぎていきました。 今回の授業は、プラスチック製のお皿とビー玉と画用紙とを用いて児童たちの自由な発想で回転台を作るというもので、授業が終了する時間になっても、回転台を完成できていない児童たちから「最後まで作らしてぇ」との声が上がり、急遽次の授業を取り止めて工作授業を延長することになりました。その結果、児童の多くは回転台を完成することができましたし、また、色々と工夫する時間もとることができましたので、児童たちもきっと満足のいく楽しい授業になったのではないかと思います。 中には大きなビー球ひとつで作ることにこだわって最後まであきらめずに工夫する児童もいて(残念ながら完成はできなかったようですが)、きっと、このような子の中から、すごい発明者がでてくるのだろうな、と頼もしい気がしました。 最初から最後まで、児童たちの元気に押されっぱなしの工作授業でしたが、物作りの難しさや発明の大切さを少しは児童たちに伝えることができたように思います。 |

元気いっぱいの児童に講義を行う講師陣
(左写真左から 千原清誠、上西信宏 各弁理士)
(右写真左から 西森正博、千原清誠 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 上西 信宏