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「知財授業報告書」 栗東市立治田東小学校

日  時 平成20年6月27日(金) 午後2時~2時45分
場  所 滋賀県栗東市立治田東小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年3クラス 84名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 治田東小学校は、少し高台にある眺めの良い学校でした。山の斜面を利用した遊び場がある自然に恵まれた学校で、子供たちがのびのびと育っている様子がうかがわれました。
今回は3人の講師のうちの2人が初めての知財授業ということで多少の不安がありましたが、ぬいぐるみや手品の小道具を使った導入部から始まり、身近な発明品の説明、寸劇、クイズに至るまで、児童たちが興味を示してくれたおかげで、無事、授業を終了することができました。
特に、「皿とコップで両手がふさがった状態を解決するには?」「片手が使えないときにシャンプーボトルからシャンプーを出すにはどうすればよいか?」という質問に対して多くの児童が積極的に手を挙げ、皆の前で様々な回答を実演してくれた様子には感心しました。
「どの商品が日本人の発明?」というクイズでは、「カップヌードル※」の実物のカットサンプルを見ながらの説明に皆、興味津々で聞き入っていました (ただし、今回授業を受けた児童たちは以前、日清食品の工場見学にいって「カップヌードル」の説明を受けたことがあるそうで、先生は、「あんたたち、前にも説明聞いたのに忘れたの?」と憤慨しておられました。)
この学校では、「総合的な学習の時間」の枠を利用して「生き方学習」というテーマのもと知財授業が行われました。「なぜ弁理士という仕事に就いたのか」、「夢」、「これまでの生き方」等を語ってほしいという要望があり、各講師が、弁理士になったきっかけや弁理士という仕事の面白さ、皆の知らない職業がまだまだあること、色々と考えて工夫してみることの楽しさ・面白さ、などについて話をさせて頂きました。
授業の後、本日紹介した発明品に触れる機会を設けたところ、授業中、活発に手を挙げていた児童は勿論、黙っていた児童も実物を手にとって確認したり質問をしたりしていました。そして、最後に「楽しかった。」「ありがとうございました。」など、各講師にお礼を言って教室に帰っていく姿を見て、授業をして本当によかったと思いました。



興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 伊原節子、山根広昭、市岡牧子 各弁理士)

※「カップヌードル」は日清食品株式会社の登録商標です。



近畿支部知財授業担当 市岡 牧子


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