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「知財授業報告書」 堺市立浜寺小学校

日  時 平成19年7月17日(火) 午前9時40分~10時25分
場  所 堺市立浜寺小学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 第5学年 83名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 近畿地区で最初の知財授業実施校である浜寺小学校は,その後も毎年,知財授業のお申込を頂いており,今回が4回目となります。ですから,先生方の我々弁理士に対する理解と期待は大きく,気合を入れて臨まねば,と感じた次第ですが,やや緊張気味で訪問した私達をリラックスさせてくれたのも,先生方の暖かいサポートと児童達の元気な姿でした。
授業を受けてくれたのは5年生83名でした。この種の「出前授業」は慣れている模様であり「エジソンの発明で何か知っているもの,あるかな~」や「お皿のお菓子とコップのジュースを楽しみながら上手く応援できるかな?」と言う問いかけに,発言を求めてたくさんの児童達が挙手してくれました。ところどころで話し声がひそひそとする場面もありましたが,先生から「無駄話ではなく,全部授業に関するもので,とても嬉しいこと」とのコメントをいただいたほどです。児童達からも「もう一度やって欲しい」との声もあり,私達の話を熱心に聴いてくれたことに,こちらも嬉しくなりました。
また,知財授業後は6年生12名に弁理士という職業についてのインタビューを受けました。浜寺小学校では,近所の商店主の方や「出前授業」の講師の方に職業に関する自発的なインタビュー(どうしてその職業を選んだのか,どういう場合にその職業を選んでよかったと思うか,等)を行い,児童達がまとめているそうです。特許制度など難しい受け答えもあったと思いますが,熱心にメモを取っている姿が印象的でした。嬉しかったのは,今回のインタビュアー役の児童達は昨年の知財授業を受けていたのですが,その時のことを覚えていてくれたことです。知財授業の持つ力を感じました。5年生の児童達にも「弁理士」という職業が印象に残れば,今回の知財授業は成功だったと感じる次第であります。




児童に熱心に講義を行う講師陣

(左から 中塚雅也、松成靖典、三山峻司 弁理士)


寸劇を取り入れ説明を行う講師陣



近畿支部知財授業担当  松成  靖典


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