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「知財授業報告書」大阪府泉北郡忠岡町立東忠岡小学校

日  時 平成18年11月21日(火) 午後1時50分~2時35分
場  所 大阪府泉北郡忠岡町立東忠岡小学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年3クラス 113名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 東忠岡小学校では、今年の2月にも知財授業を実施させて頂いており、ものづくりの大切さや様々な職業が社会にあることなどを児童達に知って貰おうと意欲的に取り組んでおられる校長先生や担任の先生方の姿が印象的でした。
会場は大体育館で人数に比べやや広すぎる感もありましたが、児童達にできるだけ密集して貰い、壇上からではなく同じフロアに立って授業を行ったため精神的な距離を感じず、やりやすかったです。
他人の目が気になり出す6年生ということもあって、恥ずかしがらず授業に入り込んでくれるか少し心配でしたが、児童達は最初の挨拶からとても明るく、こちらからの質問にもたくさんの挙手があったりして、授業への参加度は高かったと思います。
前回の授業後に校長先生から「発明によって社会が便利になりみんなが喜ぶ、社会貢献になる、といったことにもっと重点を置いて授業を行った方がよいのでは」とのお話があったようですので、今回の寸劇では「発明したことによってエフ博士が儲けた」ということをあまり強調しすぎないよう、セリフに留意しました。たとえば、エフ博士が発明を完成した場面で「これでみんなが喜ぶぞ~」などと言うようにしました。なお、児童達はこの寸劇でのやりとりに一番集中していたようです。
全体的によい雰囲気で授業を進めることができましたが、児童達が入場して落ち着くまでに10分近く時間をロスしたことや、授業が児童達の反応に引っ張られすぎて間延びしたことなどから、時間が押して、最後のクイズタイムや大切なまとめの部分を駆け足でこなさなければなりませんでした。この点については、事前練習がもっと必要だったなあと反省しました。
授業終了後は、たくさんの児童達が集まり、興味深そうに発明品に触れていて、発明というものや私たちの職業に少しは興味を持ってくれたようでした。
また、今回も校長先生から知財授業の進め方について貴重なご意見を伺うことができ、大変参考になりました。この場をお借りしお礼申し上げます。

近畿支部知財授業担当  竹原 懋


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