HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 「知財授業報告書」和歌山県新宮市立王子小学校

「知財授業報告書」和歌山県新宮市立王子小学校

日  時 平成19年1月30日(火) 午後1時35分~2時20分
場  所 和歌山県新宮市立王子小学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 5学年2クラス 56名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 大阪から約4時間。和歌山と三重の県境に近いこの町にも、知財授業を待つ子供達がいました。
「それ、中にバネが入ってる。」授業の最初に、ぬいぐるみが不思議な動きをする理由を尋ねると、元気な答えが返ってきました。その後も「エジソン。(発明について知っていることはとの質問に)」「手の甲やと、やっぱり押しにくいよ。(シャンプーの容器について)」「だっさー。(携帯電話を耳に掛ける器具について)。」「怪人Xのマント、逆や。(確かに裏返しに着ていました)」と、授業中もたくさんの声が挙がりました。
子供達にとっては、静かに授業を聞くよりも、やはり現物の発明品に触れるほうが楽しいようでした。シャンプーの容器をなかなか返してくれなかったり、ハムのパックのシールを力づくで切ろうとしたり(結局切れず仕舞いでした)といったこともありました。
F博士と怪人Xの場面では、途中まで怪人Xの味方が多かったのですが、最後には特許権を持つF博士が正しいことを理解してくれたようです。
50分ほどの短い時間でしたが、今回の授業を通じて、子供達にも発明することの楽しさを感じてもらえたのではないかと思います。「21世紀のエジソン」と呼ばれるA博士は小学生のときに受けた授業がきっかけで発明に興味を持つようになった、という話も夢ではないかもしれません。


クラス一体となって盛り上がった授業風景
(左から)授業を終え電車移動中の

寺内伊久郎・川原健児・小川泰典 各弁理士



近畿支部知財授業担当  川原  健児


« 戻る