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「知財授業報告書」滋賀県栗東市立葉山中学校

日  時 平成19年1月25日(木) 午後1時40分~2時30分、午後2時40分~3時30分
場  所 滋賀県栗東市立葉山中学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 第3学年4クラス139名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 11時に仕事を切り上げて電車に乗り込み、草津駅で知財授業担当者と合流、タクシー内で談笑すること十数分、のどかな田園風景に囲まれた葉山中学校に到着しました。私は小学校での知財授業の経験はあるものの、中学生相手の授業は今回が初めてでした。中学授業経験者からは「中学校の授業は難しい。」と聞いていましたので、生徒達がどのような反応をするのか不安と期待が交錯しつつ授業が始まりました。
生徒達の反応は静かでした。小学生相手の授業では児童は興味を持つほどに声が出ます。そういう感覚で接した私は、生徒達の反応に不安になりました。しかし、授業中、ほとんどの生徒はちゃんと私の方を見てくれており、もしかすると、授業に集中しているからこそ生徒達が静かなのではないかと少し気が楽になりました。
授業では、多くの時間と資金を使い、試行錯誤を繰り返してようやく発明を完成させ、その商品の販売にこぎ着けた社長と、その模倣品を安価で販売する社長が登場します。多くの生徒達は初め、「安い方がいい」と模倣品販売の社長を応援していましたが、新しいアイデアの真似を認めてしまうと、発明者が新しいものを生み出そうという気持ちがなくなってしまう、そんな世の中で良いのかな、と説明するうちに生徒達の意見が徐々に変わっていきました。多くの生徒が「アイデアが真似されない仕組み」(特許制度)が必要であると感じてくれたようでした。
10年後には社会人になっているであろう彼らの記憶の中に今回の授業が残ってくれることを祈ります。



生徒に熱心に講義を進める 千原清誠・村上太郎・赤岡和夫・山口慎太郎 各弁理士



近畿支部知財授業担当  千原  清誠


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