「知財の基礎知識と知財授業」講演報告
日 時 | 平成18年3月3日(金) |
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場 所 | 京都市立六原小学校 |
平成18年3月3日の雛祭りの日に、京都市立六原小学校において、小学校の先生方を対象に「知財の基礎知識と知財授業」と題するお話しをさせて頂きました。
今回の機会は、京都教育大学の岡部助教授からお話しを頂いたもので、京都教育大学が行なっている『知的財産創造・活用力を育成する教員の養成』(文部科学省現代GP)の一環として行なわれたものです。
六原小学校は、お隣があの有名な六波羅蜜寺で、校区内に数多くの清水焼の工房があり、卒業生には清水焼の人間国宝もおられるという伝統校です。その伝統があってか、特に美術創作に力を注がれており、校内には児童の絵画、塑像が数多く展示されています。
まず、プレゼンテーション用ソフトを用いて知財の基礎知識の概要を説明した後、私たちが取り組んでいる知財授業や、知財授業で使用している発明品を示し、その発明品に対しての児童、生徒が興味を抱き、その上で新たな創作、創造に意欲を燃やす様子をお話しました。
聴衆の小学校の先生方は、創作、創造、それに伴う知財の重要性についての認識を改めさせられたというご感想を頂きました。
今後とも、生徒、児童の知財に対する認識を培う上で最も大切なキーパーソンである小学校、中学校の先生方への知財教育の重要性を改めて感じました。
弁理士制度普及委員会 大西 正夫