講師派遣報告書 一般社団法人滋賀県発明協会「地域団体商標の権利化への取組とその活用について」
主催 | 一般社団法人滋賀県発明協会 |
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日 時 | 平成25 年7 月31 日(水)午後1 時30 分~5 時 |
場 所 | 草津市立市民交流プラザ中会議室(草津市野路1-17-2) |
テーマ | 「地域団体商標の権利化への取組とその活用について」 |
講師 | 岸本忠昭 会員(登録番号9272) |
受講者 | 16名 |
報告 |
・セミナー概要 平成25年度特許等取得活用支援事業(滋賀県)として開催された第2回連携会議の講 習会における4つのテーマ、 ①近畿経済産業局特許室の本年度主要事業の説明 ②滋賀県の地場産業の活性化への取組事例の紹介 ③地域団体商標の権利化への取組とその活用 ④支援事業の取組事例の紹介 の一つとして講演を行った。 講演では、 ①地域団体商標の特徴 ②地域団体商標の権利化に向けての取組み ③地域団体商標と指定商品との関連(指定商品の特定が重要であること) ④出願前、出願中の取組み、登録後の取組み ⑤滋賀県の地域団体商標「高島ちぢみ」、「彦根仏壇」についての具体的事例紹介 を説明した。 ・所感 滋賀県では行政(滋賀県、大津市、草津市など)を中心とした連携会議が行われ、この 会議で情報交換を行って地域での知的財産の権利化に向けての強化、また権利の活用の促 進が行われており、地域活性化の面からも好ましい活動であると思われる。 今回は、地場産業での取組み、地域団体商標の取組みが紹介され、地場産業の活性に向 けて滋賀県として取り組まれていることを強く感じた。 以上 |
日本弁理士会近畿支部 滋賀地区会 運営委員 岸本忠昭