講師派遣報告書「京都大学 意匠法」
日 時 | 平成27年5月26日(火)午前10時30分~12時 |
---|---|
場 所 | 京都大学吉田キャンパス吉田南総合館 共西32講義室 (京都市左京区吉田二本松町) |
主 催 | 京都大学 |
対象者 | 学部生 7名 |
テーマ | 意匠法~意匠・特異な制度等~ |
講 師 | 井内 龍二 会員(登録番号9608) |
内 容 |
意匠法を1回の講義で済ますのはなかなか困難を伴います。他の大学で前期すべての知財講義をシリーズで受け持った時も、意匠には3回は費やしました。 また、10問の試験問題とも関連付けなければならないとの制約がありましたから、まずは、合計13問の問題を考え、その内容は、必ず講義に盛り込むようにし、あとは少し興味を持ちそうな内容としました。 「意匠・特異な制度等」とありましたから、この内容をまず確保するようにいたしました。 その後、アップル―サムソンの知財戦略・裁判での戦いなどを例に挙げ、意匠の重要性を説明しました。また、世界規模での模倣品の状況を説明し、特に中国対策の重要性を説明致しました。 その後、グループ討論に移り、各グループでの提案を代表者に前に出て説明させ、最も優れた提案を学生の意見で決定しました。 |
以上
(執筆者:井内 龍二)