講師派遣報告書「京都大学 特許法」
日 時 | 平成27年5月19日(火)午前10時30分~12時 |
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場 所 | 京都大学吉田キャンパス吉田南総合館 共西32講義室 (京都市左京区吉田二本松町) |
主 催 | 京都大学 |
対象者 | 学部生 9名 |
テーマ | 特許法 ~特許要件・実用新案との異同・特許係争の事例紹介~ |
講 師 | 柳瀬 智之 会員(登録番号18757) |
内 容 |
第5回の講義内容は、知的財産権のうち、特許法・実用新案法に関する範囲でした。 第1部「特許法」では、特許法の法目的、発明とは、特許要件、出願から登録までの流れについて、説明しました。 第2部「実用新案法」では、特許法との異同について、保護対象、権利期間、無審査登録主義等について、説明しました。 各論の説明だけでは退屈に感じるだろうと思いましたので、最後の第3部「特許係争の事例紹介」では、ビールテイスト飲料に係る係争事件の実例を紹介しました。当該事案は、表面化して間もない話題であり、どのような決着を迎えるのか未だ結論が出ていないため、当該事件の推移を今後とも見守っていくことで、特許に関する関心を持ち続けて欲しいというお願いをして、講義を終えました。 |
以上
(執筆者:柳瀬 智之)