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「知財授業報告書」大阪府忠岡町立忠岡小学校

日  時 平成23年1月13日(木) 9:45-10:30
場  所 忠岡町立忠岡小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年2クラス72名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  忠岡町立忠岡小学校は南海本線忠岡駅から徒歩約5分のところにあります。今回の知財授業は、忠岡東小学校で知財授業に協力していただいた先生が今年度忠岡小学校に転勤になり、その先生からの申し込みにより実現したそうです。
 今回の配役ですが、司会は千原弁理士、怪人Xは田中弁理士、博士は宮村が担当しました。知財授業の開始前、担任の先生から、「今年の6年生は元気があり過ぎるくらい元気なので、授業がにぎやかになるかもしれません」という事前情報があったため、少し緊張感が高まりました。しかしながら、開始前に児童が発明品を覗き込もうとするなど落ち着かない雰囲気はあったものの、先生の「授業が始まるので静かにしましょう」という一言と、チャッピーネタのつかみ(ちなみに、女子児童がチャッピーに「東方神起」という名前を付けてくれました)により、児童たちがすぐにおとなしくなってくれて、知財授業をスムーズに開始することができました。特に、博士と怪人Xの寸劇は児童の関心が高かったようで、知財授業終了後、先生から「劇の場面は児童がいつもよりも興味深く聞いているのがわかったので、本当によかったです」というコメントをいただきました。「博士のサラカップルのほうが本物やからそっちを買いたい」という意見も児童から出てきましたので、発明や特許の大切さをある程度は伝えることができたと思います。
 結局、千原弁理士の絶妙の司会進行のおかげもあって知財授業は順調に進み、「不便だなと思うことを便利にすることが発明です。今日家に帰ったら、お父さん、お母さんに不便なことがないか聞いて、みんなも発明してくださいね。」という千原弁理士の締め括りの言葉で無難に終えることができました。
 知財授業終了後には、多くの児童が発明品のまわりに集まってくれて、先生に促されるまで教室に戻らないほどの興味を示してくれました。また、「どうやったら弁理士になれるの?」という質問を先生にしていた児童がいたことを、校長先生から教えてもらいました。今回の知財授業をきっかけにして、弁理士という職業に興味を持ってもらえれば嬉しい限りです。



興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 田中 勝也、千原 清誠、宮村 憲浩 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 宮村 憲浩


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