知財授業報告書「西宮市立瓦木小学校」
関西会知財授業担当 桝本 啓介
日 時 | 令和6年10月18日(金)13:45-15:20 |
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場 所 | 西宮市立瓦木小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手でもてるかな) |
対 象 | 6年生 2クラス 72名 |
講 師 | 寺薗 佳江、桝本 啓介 |
コメント |
今回は6年生2クラスを対象に、「片手でもてるかな」を題材にして知的財産特別授業を行ってまいりました。会場は家庭科室を使用し、グループで話し合いがしやすく、作業スペースも広く確保できるような環境でした。 授業では、まずは発明、特許、弁理士とはなにかについて説明をし、「カップヌードル」の模型を用いて児童達に発明についてのイメージをもってもらいました。その後、学校側に用意してもらった紙皿、紙コップ、ストローを用いて、片手で飲み物と食べ物の両方を持てるようにするための発明品を工作してもらいました。 児童達はそれぞれ独自のアイデアで、どうすれば片手で持ちやすいか、どうすれば多くの飲み物や食べ物を収容できるようになるか、どうすれば収容した飲み物がこぼれたり食べ物が落ちたりしにくくできるかなどを考えており、創意工夫が見られました。途中でいくつかの児童達の作品の発表を入れることで、その後より一層の工夫が見られました。また、同時に発明品に対してネーミングを考えてもらいました。 授業の最後には学校の先生が児童達に授業の感想を尋ねており、発明をすることの難しさや楽しさ、その中での弁理士の重要性について児童達の口から出てきました。今回の知的財産特別授業を通じて、児童達が発明や弁理士について興味を持ってもらえたことを感じることができ、嬉しく思いました。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師
※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。