知財授業報告書「大阪狭山市立南第一小学校」
関西会知財授業担当 野呂 亮仁
| 日 時 | 令和6年7月2日(火)10:45-11:30 |
|---|---|
| 場 所 | 大阪狭山市立南第一小学校 |
| 名 称 | 「知的財産特別授業」 |
| 内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
| 対 象 | 6年生 1クラス 35名 |
| 講 師 | 野呂 亮仁、飯田 淳也 |
| コメント |
大阪狭山市立南第一小学校を訪問し、小学知財授業(寸劇)を行ってまいりました。南海高野線金剛駅から南海バスで10分程度の「南第一小学校前」のバス停で下車すると、目の前に大阪狭山市立南第一小学校があります。 知財授業は6年生の教室で35名の児童に対して実施されました。普段使用している教室ということもあり、児童は普段通りリラックスした感じで授業が始まりました。 授業の序盤では、エジソンの発明品の説明のパートまでは落ち着いて聞いてくれており、サラカップルや肩ブレラのパートでは「これなら自分でも発明できそうな感じがする」という意見が多くみられ、前向きな姿勢が見受けられました。講師からの問いかけにも積極的に意見や考えを発表してくれており、特に、肩ブレラに関してはハチマキのような形で頭に傘を括り付けるという素晴らしい発明が飛び出しました。 また、寸劇では、怪人Xが模倣品を安価で販売し始めたのちの1回目の「どう思いますか?」からエフ博士のサラカップルを購入するといった児童が多く、発明品や発明家を守ることが重要なことを多くの児童に理解してもらっていたように感じました。 その後、2025大阪・関西万博を紹介し、日本弁理士会が「共創パートナー」として万博に関わっていることを説明しました。 最後に、担任の先生から弁理士の仕事について少しお話ししてほしいという希望があったため、質疑応答の時間を設けました。児童からは、弁理士は発明者からどのような相談を受けることが多いのか、寸劇のように実際に裁判することがあるのか等の質問がありました。 今回の授業から、身の回りの不便なことを解決するための簡易なアイデアも発明であり、また、弁理士が社会の発展に寄与していることを学んでくれたものと思います。 |
![]() | ![]() |
興味津々の児童達に講義を行う講師





