「知財授業報告書」 神戸市立若宮小学校
日 時 | 平成21年1月15日(金) 午後1時40分~2時25分、午後2時35分~3時20分 |
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場 所 | 神戸市立若宮小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業 |
対 象 | 6学年2クラス 50名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 今回、発明工作授業を実施した神戸市立若宮小学校は、JR鷹取駅より少し離れた場所に立設するモダンな雰囲気の校舎が特徴的な学校でした。第6学年2クラスの工作授業を行い、1コマ目は宇治弁理士が、2コマ目は私丹下が担当させて頂きました。 両クラスとも、元気かつ熱心に工作に取り組んでくれたことが非常に喜ばしいことでした。初めのうちは、どこから手をつけて良いのか解らず当惑気味だった児童達も、「ちょっとしたヒント」と「ちょっとした激励(煽り?)」で、眼が輝き出し、真剣に課題に取り組み出します。その様子を、指導しながら見守っていると、次から次に、「私、出来た」「僕も出来た」と、元気に手を上げる児童達。そして、児童達の完成作品一つ一つを紹介していると、それを見た他の児童達は、紹介された作品よりも更にいいもの(「改良発明」?)を作ろうとします。 また、一つ作品を完成させた児童は、その完成作品を改良しようとする児童と、新たに違う機構の作品を作ろうとする児童に分かれます。小さいながらも、「自主性」「創造力」「目的意識」「(ちょっぴりの)競争心」「集中力」・・・etc.と、様々な横顔を見せてくれる児童達に驚かされました。 このように活気ある授業が続き、気が付くと、あっという間に終了時間が間近となっていました。しかし、工作をやめようとせず、名残惜しそうにする熱心な児童達。もう少し授業時間が長ければいいのにと思いながら、今回の工作授業は終了しました。 今回の工作授業は、少しの誘導で、児童達の色々な側面を引き出せることを経験させて頂き、とても有意義なものとなりました。 |

発想力豊な児童達と工作を行う講師陣
(左写真 丹下園美 弁理士)
(右写真 宇治美知子 弁理士)
近畿支部知財制度普及委員 丹下 園美