「知財授業報告書」 堺市立錦西小学校
日 時 | 平成20年10月14日(火) 午後2時45分~3時30分 |
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場 所 | 大阪府堺市立錦西小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 5学年2クラス 71名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 仁徳天皇陵、刀鍛冶職人、茶の湯といった旧跡・伝統文化と、液晶パネルメーカーなどの製造工場といった近代産業とに囲まれて立地する堺市立錦西小学校では、とびっきり元気な5年生71名が私達を迎えてくれました。 教室に入ってくる時の挨拶や「みんなどう思う?」の問いかけにも大きな声で返事をしてくれ、講師達も自然と高揚してくるほどです。 元気なだけではなく、「片手でシャンプー液をうまく出すためにどうする?」との問いに(正解例のように押しボタンの上方に誘導するチューブはないものの)「伸ばした親指を引っ掛けるようにして押しボタンを押下し、広げた手のひらでシャンプー液を受ける」など正解例よりも簡単に!?できるアイディアが披露されたり、「怪人Xについてどう思う」の問いに「エフ博士の許可もなくアイディアを真似しているのはよくない」との特許法に則った論理!が展開されたり、講師達が感心することも多くありました。知財授業の主役が児童達であることを再認識した次第です。 先生から、大阪の子供達は「読み書き算盤」だけでなく「ボケとツッコミ」も必要、とのお話を伺いましたが、それらに加えて、人の話をしっかりと聞く力、物事を筋立てて考える力、がしっかりと育まれているなと感じました。退校する際にも「また次も来校して下さい」とお声がけいただいたことがとても嬉しく、ご縁があれば次回も是非お訪ねしたいと思っております。 |

とびっきり元気な児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 高山嘉成、松成靖典、西木信夫 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 松成 靖典